オープンソースIP-PBXとその先にあるSaaS
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正直に言えば当初期待されたよりも今ひとつ盛り上がりに欠けているIP-PBXの現状ですが、本文冒頭にもあるように実は中小企業やSOHO分野の方が適している、という意見もあります。
IP-PBXの利用は大企業に限らず中小企業やSOHOの分野にも広がりを見せてきています。その中で今後のIP-PBX市場を牽引すると目されているのがAsteriskです。AsteriskはOSS(Open Source Software)でありながら、アナログからIPまでのPBX機能を備えたフルセットのPBXです。OSSとしてはまだ若いソフトウェアですが現在、急速に注目を集めており日本国内での認知度も高くなりつつあります。大企業でIP-PBXが今ひとつ盛り上がらない理由は、大企業であればあるほど既存の電話システムがレガシーとなっており、IP-PBXへの更新に踏み切るモチベーション不足が挙げられます。確かに、実際に大企業へお勤めの方は、職場の電話システムが旧態依然としたままであること、一方でそのことに大して不便や不満がないことは、感覚的に理解されるのではないでしょうか。
そう考えると、IP-PBXは比較的フットワークが軽く、またコスト削減圧力の強い中小企業や、利用局面や規模がある程度規定される中小規模のコールセンター等の方が、よりニーズに適しているように思えます。
ただ、中小企業には大企業のように「お抱えの電設業者」が存在しません。大企業なら依頼一本ですぐ直るようなトラブルでも、ユーザ自身が手を動かしたり詳細に手配することで修理する必要が出てきます。
そうした場面に、オープンソースであることが効いてくるはずです。オープンソースはそのコスト面に注目が集まりがちですが、ソースさえ読めれば自分で手を入れられるという意味で、メンテナンスの容易さやシステムの寿命にインパクトを与えます。それこそ電話のように「減価償却が終わった後も場合によっては数十年使い続ける」というようなシステムの場合、このあたりの意味合いは格段に大きいはずです。
また、中小企業の方がフットワークが軽いことや、自分でメンテナンスできること等が有するインパクトや背景となる問題意識は、SaaSとも共通しています。その意味で、SaaSソリューションの先駆的な事例として、Asterisk等のIP-PBXソリューションを捉えてみることもできるでしょう。
そうした場面に、オープンソースであることが効いてくるはずです。オープンソースはそのコスト面に注目が集まりがちですが、ソースさえ読めれば自分で手を入れられるという意味で、メンテナンスの容易さやシステムの寿命にインパクトを与えます。それこそ電話のように「減価償却が終わった後も場合によっては数十年使い続ける」というようなシステムの場合、このあたりの意味合いは格段に大きいはずです。
また、中小企業の方がフットワークが軽いことや、自分でメンテナンスできること等が有するインパクトや背景となる問題意識は、SaaSとも共通しています。その意味で、SaaSソリューションの先駆的な事例として、Asterisk等のIP-PBXソリューションを捉えてみることもできるでしょう。
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