CEATEC JAPAN 2007で感じたこと(2)
・画面パネル周辺がとにかく元気
・下位層(OS、キャリア、通信機器ベンダー)の出展
・国家プロジェクトや業界団体の研究開発が活発
一点目に関連し、会場でお会いした某家電メーカーOBの方と少しお話をしたのですが、「パネル品質や画像処理技術も向上し、通信周りもあれこれ揃って、メーカーとしては今は表示機器を軸にした開発が楽しいはず」というコメントが聞かれました。その補助線で改めて展示を見てみると、確かにそんな「作り手としての前向きさ」を感じるものではありました。ただ、ここは悩ましいところです。
結局メーカーはテレビが売れないとダメなのか、という揶揄はあちこちで聞こえますし、またそもそも世界的な競争激化の中では「ものづくり路線」で生き残れるはずはない、という批判も確かに成立します。実際、国内メーカー再編の動きも急です。
一方で、「じゃあ誰がものを作るのか、誰がものづくりを支えるのか」という反論もまた真っ当なものです。それに、サービスと金融を産業の中心に据えた 米国では、自動車をはじめとしてものづくり全般で壊滅的な状況にありますし、それゆえの雇用不安や社会不安が巡り巡って米国の産業や経済そのものを不安定化させていることも、す でに見えてしまっています。
おそらく、ものづくりかサービスかという二者択一ではない「第3の道」を模索する必要に迫られているのでしょう。実際、日本のメーカーはすでに海外での生産・販売を前提にしなければ成立しない状況にありますし、ならばサービスや統治能力の強化も求められるところです。
その意味で、企業活動が停滞して不 利な交渉を強いられる時期よりは、産業全体の関心がレイヤー上位に移行し、現場が元気な今こそ、メーカー主導で再編を進められる好機なのかもしれません。逆にいえば、このタイミングを逃すと、メーカーや既存産業とは異なるロジックや力学での再編を強いられそうです。
一方で、「じゃあ誰がものを作るのか、誰がものづくりを支えるのか」という反論もまた真っ当なものです。それに、サービスと金融を産業の中心に据えた 米国では、自動車をはじめとしてものづくり全般で壊滅的な状況にありますし、それゆえの雇用不安や社会不安が巡り巡って米国の産業や経済そのものを不安定化させていることも、す でに見えてしまっています。
おそらく、ものづくりかサービスかという二者択一ではない「第3の道」を模索する必要に迫られているのでしょう。実際、日本のメーカーはすでに海外での生産・販売を前提にしなければ成立しない状況にありますし、ならばサービスや統治能力の強化も求められるところです。
その意味で、企業活動が停滞して不 利な交渉を強いられる時期よりは、産業全体の関心がレイヤー上位に移行し、現場が元気な今こそ、メーカー主導で再編を進められる好機なのかもしれません。逆にいえば、このタイミングを逃すと、メーカーや既存産業とは異なるロジックや力学での再編を強いられそうです。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: CEATEC JAPAN 2007で感じたこと(2)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://techviews.jp/webapp/mt/mt-tb.cgi/169

コメントする