mixiのデザイン変更と広告ビジネス

mixi_nonad.jpg
mixiが10月1日にデザインを変更しました。

デザインリニューアルのお知らせ

ところが、色が白すぎる、2カラム表示ができなくなったなど、一部ユーザーには相当な不評のようです。

左の画面キャプチャ画像を見てください。
新しいデザインですが、2カラム表示、しかも、バナー広告が全く出ていません。

これは、あるユーザーがデザイン変更が気に入らないということで、すぐに自分で作った2カラム表示&広告非表示のスタイルシートを使ってmixiを見たところです。

この画面だけでは分かりませんが、「足あと」ページの左右に分かれた連動型のバナー広告やコメントを書き込んだ後のスクエアバナーも非表示にすることができます。

動作条件としては、ブラウザにFirefox、アドオンソフトとしてStylishを使用する必要があります。
Stylishは、ドメインやサイトごとにスタイルシートを切り換えられるソフトで、今回のように2カラムにするだけでなく、白すぎると思えば背景色を変更できますし、文字が小さくて見にくければ大きなフォントで表示させることができます。
ユーザーの好みでWebサイトの表示の仕方を変更できるわけです。

このスタイルシートは、多くの人が日記などで紹介しており、これをきっかけにFirefoxをインストールしたユーザーもいるようです。
メジャーなブラウザであるIEではできない方法ではありますが、Firefoxのユーザーは確実に増えてきています。

巨大SNSであるmixiのリニューアルをきっかけに、これまでは「知る人ぞ知るティップス」であったことが、「堰を切ったように誰でもが知っている状態になりつつある」わけですね。
また、Firefoxのダウンロードリンクと「主要メディアのバナー省略表示用スタイルシート群」を無料公開、なんてことも、やろうと思えば簡単にできてしまうのです。

ユーザーが広告を非表示にできる、デザインなどの表示の内容を自分で決められる、ということは、広告ビジネスとして成り立っているWebメディアにとっては、なんとも影響の大きなことだと思います。
mixiの場合、プレミアムユーザーからの収入もありますが、広告の出ない無料ニュースサイトなどは、どうしようもありません。

これまでのようなページビューと広告表示回数といったベーシックな指標が有名無実化すると思いますし、こういったユーザーサイドでいろいろできることを前提にした新しいWebのビジネスモデルを作り出していかなければならないのだと思います。

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