経営・ガバナンスの最近のブログ記事
少し前の記事になりますが、ニューヨーク・タイムズに日本の光ファイバー敷設に関する記事が掲載されていました。
一言で要約してしまうと、「日本は米国ほど投資家がうるさくないからが光ファイバー天国になれた」というよくある話なのですが、実はこういう記事は日本のメディアではあまりお目にかかれません。
なかなか興味深い論点なので、以下の通りざっと論旨を訳してみます。
一言で要約してしまうと、「日本は米国ほど投資家がうるさくないからが光ファイバー天国になれた」というよくある話なのですが、実はこういう記事は日本のメディアではあまりお目にかかれません。
なかなか興味深い論点なので、以下の通りざっと論旨を訳してみます。
光ファイバー投資の考え方の続きを読む
金融庁総務企画局より、
「内部統制報告制度に関するQ&A」が発表されています(via ビジネス法務の部屋)。
コンプラ系の整備をするのは良いけれども、実務基準って結局のところどこなのよ、というのが経営側からでも監査側からでも一個気になるポイントですが、その基準を理解するのに一助になるんじゃないかというのが本資料の特徴といえます。
上記のビジネス法務の部屋では、
コンプラ系の整備をするのは良いけれども、実務基準って結局のところどこなのよ、というのが経営側からでも監査側からでも一個気になるポイントですが、その基準を理解するのに一助になるんじゃないかというのが本資料の特徴といえます。
上記のビジネス法務の部屋では、
まず全体を通していえることは、金融庁の運用指針として?トップダウン方式のリスクアプローチが基本であること?経営者による恣意的運用を回避するための仕組み作りが重要であること?プロセスの有効性評価が複雑で、経営者も監査人も業務が煩雑となることを避けるために、統制環境やモニタリングへの信頼性評価で代替すること?内部統制報告制度が経営活動の支障になるような事態を絶対に正当化しないこと、この4つが有効性評価のための基本となるものと思います。というのを全体解釈として提示されています。
金融庁 「内部統制報告制度に関するQ&A」の続きを読む
ネットとリアルと両方見ないと分からなくなるな、と思っているセクターが幾つかあります。金融なんかはとっくにそうですが、メディアがその色を濃くしており、小売全般についても見直しておかないと、という気分になっています。
というところから、超広義のリテール(メディア、ネット、小売)と支援系のビジネスの状況について改めて各所にお話を伺いに行ったりしています。次のベンチャーの機会はいずれか、という軸よりも、5年度10年後をイメージして業界構造とメジャープレイヤー、インフラはどのようになっているか、VCの視点よりは機関投資家視点というのが比喩になるでしょうか。
様々お邪魔していますが(みなさまありがとうございますmOm)、一言で括るとやはり転換期という言葉に尽きます。先々は読めない、と声を揃えておっしゃいます。
とある通販系の会社さんを訪問した際、事業環境やメディア環境、消費者の動き方の変化をどのように捉えているのかという一通りのやりとりの他でだいぶと時間を割いての意見交換となったのが、EC対応を進めていく際のビジネスモデル転換に事業管理とインフラ投資(技術インフラから設備、組織インフラを含む)を揃えていくことの難しさ。
もちろん、転換の当時は学習しながら事を進めていっているため、ここに学習サイクルも加わることになります。
というところから、超広義のリテール(メディア、ネット、小売)と支援系のビジネスの状況について改めて各所にお話を伺いに行ったりしています。次のベンチャーの機会はいずれか、という軸よりも、5年度10年後をイメージして業界構造とメジャープレイヤー、インフラはどのようになっているか、VCの視点よりは機関投資家視点というのが比喩になるでしょうか。
様々お邪魔していますが(みなさまありがとうございますmOm)、一言で括るとやはり転換期という言葉に尽きます。先々は読めない、と声を揃えておっしゃいます。
とある通販系の会社さんを訪問した際、事業環境やメディア環境、消費者の動き方の変化をどのように捉えているのかという一通りのやりとりの他でだいぶと時間を割いての意見交換となったのが、EC対応を進めていく際のビジネスモデル転換に事業管理とインフラ投資(技術インフラから設備、組織インフラを含む)を揃えていくことの難しさ。
もちろん、転換の当時は学習しながら事を進めていっているため、ここに学習サイクルも加わることになります。
通販企業がEC化するということの続きを読む
こちらにも書きましたが、とても完成度の高いデモを拝見しました。それもそのはず、すでにauの端末に一部実装されており、今後も続々展開が予定されているとのこと。
お話をうかがいながら、日本の技術ベンチャーも相当逞しくなってきたな、という印象を受けました。私が知る限りでも、これまで日本の技術ベンチャーは、技術を深追いするあまりビジネス開発(あるいはそもそものサービス開発)が十分でないケースが多く見受けられました。
吉田鎌ヶ迫というP2P技術ベンチャーの続きを読む
Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏が米国時間9月28日、Yahoo経営陣の会議でいわゆる「モチベーショナルスピーカー」として招かれたと、GigaOMが伝えている。
この記事には記されていませんが、よく知られているようにジョブズ氏はGoogleの社外取締役も務めています。もちろんAppleのCEOとして招聘された以上はAppleの話をしたのでしょう(米国の社外取締役はガバナンスの監査的な役割が中心で、業務そのものには触れないのが基本です)が、当然ディスカッションの機会もあったことは容易に想像できます。
そう考えるとむしろ「Yahoo!からジョブズ氏にどんな話がされたのか」というところが気になります。
Yahoo!とGoogleの戦略の違いの続きを読む
やや唐突感があり、それゆえにインパクトもあります。スカイプの共同創設者ゼンストローム氏、CEOを退任--収益モデルの確立成らずという記事より。
eBayのプレスリリースも同時に眺めてみると、
・ゼンストローム氏は代表権のない議長に就任すること
・後任は暫定CEOで、サーチファームに人捜しを依頼したこと
・同時に幹部の人事異動(eBayへの帰任等)が行われていること
等が記されています。どうも急な人事の気配です。
eBayは米国時間10月1日、Skypeについて総額10億500万ユーロ(14億3000万ドル相当)の減損処理を行うと発表した。つまりこれはeBayが、インターネット電話会社であるSkypeの現在の事業全体に対する価値を再評価しなければならないことになったことを意味する。実質的に同社は、元の投資に対し損失を被ったと述べていることになる。
eBayは1日、Skype共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるNiklas Zennstrom氏が退任したことも明らかにした。Skypeを再編成し、同部門を新しい方向へ導くための動きであると思われる。
eBayのプレスリリースも同時に眺めてみると、
・ゼンストローム氏は代表権のない議長に就任すること
・後任は暫定CEOで、サーチファームに人捜しを依頼したこと
・同時に幹部の人事異動(eBayへの帰任等)が行われていること
等が記されています。どうも急な人事の気配です。
Skypeの大きな人事異動の続きを読む
犬も少し年老いて成長が緩やかになってきたのかもしれません。3Com、22億ドルの自社売却により株式非公開会社にという記事より。
「ドッグイヤー」と称されるIT業界ですが、分野ごとで成長速度や成長カーブに差があるのは以前から指摘されていました。一般に、開発速度が速くトレンドに左右されやすいソフトウェア産業は成長速度が速く、大規模な設備投資や開発に時間を要するセミコン産業は成長速度が緩やか、と言われます。
ネットワーク機器ベンダーはその狭間に置かれた格好で、ネットの急成長に見合った迅速な製品開発が求められる一方で、競争力を高めるには膨大な設備投資が必要となります。ゆえに、高い技術力はもちろん、いかに自社製品のエコノミーを作るかというマーケティング戦略やファイナンス戦略等の総合力が求められる分野です。
こうした総合力を獲得して成功したのがご存知シスコですが、一方老舗の一つである3Comがこうした資本政策に打って出るというのは、この分野の競争環境が変わってきていることを示唆しています。この記事で中国のHuaweiとの関係に触れられているように、今後は顧客を含めた特定のステイクホルダーとの関係を密にしながら、製品開発を進めることになるのでしょう。
3Com 社長兼 CEO の Edgar Masri 氏は、同日午前に行なった投資家たちとの電話会見の中で次のように述べた。「企業の立場から見ると、株式非公開会社になることで、株式公開会社であり続けるための厳しい要求に縛られず、より柔軟に事業計画を実行できるようになる」
「株式公開会社のように四半期単位で強い集中を求められることなく、われわれは株式非公開会社として、当社の長期戦略的目標により集中できる。経営陣は、株価への短期的な影響を心配せずに、明快な決断を行なえる」
「ドッグイヤー」と称されるIT業界ですが、分野ごとで成長速度や成長カーブに差があるのは以前から指摘されていました。一般に、開発速度が速くトレンドに左右されやすいソフトウェア産業は成長速度が速く、大規模な設備投資や開発に時間を要するセミコン産業は成長速度が緩やか、と言われます。
ネットワーク機器ベンダーはその狭間に置かれた格好で、ネットの急成長に見合った迅速な製品開発が求められる一方で、競争力を高めるには膨大な設備投資が必要となります。ゆえに、高い技術力はもちろん、いかに自社製品のエコノミーを作るかというマーケティング戦略やファイナンス戦略等の総合力が求められる分野です。
こうした総合力を獲得して成功したのがご存知シスコですが、一方老舗の一つである3Comがこうした資本政策に打って出るというのは、この分野の競争環境が変わってきていることを示唆しています。この記事で中国のHuaweiとの関係に触れられているように、今後は顧客を含めた特定のステイクホルダーとの関係を密にしながら、製品開発を進めることになるのでしょう。
これはクリップしておきましょう。もちろん、失態であるどうするんだ、とかいうしょうもない切り口ではなくて。
NEC、NASDAQ上場廃止へという記事から。
まずはファクトの確認。
では、監査が何を気にしていたの?というところですが、これは的確にまとめた記事があります。NECが米国で決算報告できない事情より、
NEC、NASDAQ上場廃止へという記事から。
まずはファクトの確認。
米国会計基準に基づき、情報システムの保守・サポートサービスの収益分析を監査法人から要求されていたが、収益の認識に必要な情報の収集ができないとし て断念。このため2006年3月期の連結財務諸表の監査が完了せず、SECに年次報告書を提出できなくなった。NASDAQは年次報告書の提出期限を9月 25日としていたが、NECが提出を断念したため、同日以降にADRの取引を停止し、上場を廃止する見通し。要するに、会計情報の監査が得られなかったため、開示が出来ない=決算したとみなされない=当然のごとく条件不足で上場基準から外れる、というのが構図となります。
では、監査が何を気にしていたの?というところですが、これは的確にまとめた記事があります。NECが米国で決算報告できない事情より、
NECがナスダック上場廃止の続きを読む
個別のレポート記事は順にアップするとして、まずはイベントの位置づけ説明とマーケティング担当者の方にインタビュー出来たのでそちらを。
レポート記事については、以下にリスト化して順次追加していきます。(順次追加中)
◆Sony Dealer Convention2007とカレン Blogger's Report
◆薄すぎる有機ELディスプレイ
◆ディスプレイに埋め尽くされた本会場
◆技ありスピーカー2タイプ
◆サステイナビリティと環境対応
◆ローリーの実物
◆HD対応のロケフリHome
◆ローリーの動作を自由に設定
◆高い質感の一眼レフデジカメ「α700」
まずはイベントの位置づけから。
■そもそも何を目的としたイベント?
まず、タイトルに「Dealer」と入ってるように、元々は全国の量販店や特約店などに最新の商品説明と年末を見据えた商談を行うためのイベントとして例年開かれたものになります。"ひとりCEATEC"という表現もスタッフの方から出ていました。
■どうしてBlogger?
以前からユーザー代表としてソニーユーザーを招いたりということは行っていたそうなのですが、今年はBlogger向けにも開放してみましょうということから試験的に今回のBlogger向けイベントという話になりました。
ちなみに、techviews.jpのメンバーは半分メディア、半分Bloggerとしてご招待頂いています。
という訳でマーケティングコミュニケーション&リサーチセンター統括課長の御子柴氏のインタビューです。ソニーはなぜこのようなイベント設計にGOをかけたのでしょうか??
ユーザーセグメント(世代?)ごとに異なる媒体認識、媒体接触について触れた「メディア接触のBefore/After」の続きエントリ。
「メディア利用の変化さえも認識できない消費者」の重要性(後編)という記事より。
リサーチアンケートの結果なども記載されていますが、ポイントはここですね。
・インターネットが世界をひっくり返す!という期待
・と思ったらさほどではないな
・プレゼンスが出てきたのでクロスメディアへ
という典型的なハイプカーブ曲線を描いて進んでいます。
「メディア利用の変化さえも認識できない消費者」の重要性(後編)という記事より。
リサーチアンケートの結果なども記載されていますが、ポイントはここですね。
インターネットの出現普及以降、このあたりの認識ステップとしては、現在、マスメディアを中心にするネットを含めたクロスメディアアプローチという手法が定着化しつつありますが、その手法は、ある意味ターゲットに範囲があるという認識を持ったほうが良いかもしれません。
「変化さえも認識できない層」にアプローチするには、マス4媒体によるアプローチは、効力が極めて小さいでしょう。むしろ10年後求められる提案 スタイルとは、携帯電話を含めインターネットを主とするクロスメディア提案、インターネットに限定したマーケティング提案なのかもしれません。
・インターネットが世界をひっくり返す!という期待
・と思ったらさほどではないな
・プレゼンスが出てきたのでクロスメディアへ
という典型的なハイプカーブ曲線を描いて進んでいます。
クロスメディアでのアプローチは衰退していくのかの続きを読む
