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MBOにしても、公開企業のプライベート化にしてもそう珍しいものではなくなってきてますが、インターネット、モバイル関連という成長期待で動いてきていた会社のなか、古参グループから出てきたかというのはひとつ区切り感があります。

サイバード、公開買い付けで株式非公開に--先行投資リスクを排除という記事より。

メッセージはここと、

短期的には業績の成長鈍化、株価の不安定化といったリスクがあり、中長期的な企業価値を向上させるためには短期的な足元の業績に左右されない先行投資が必要と判断したためとしている。
これでしょうか。

 長期的に見ると、サイバードホールディングスの株価は終値ベースで2005年8月1日に39万2000円をつけて以来、2007年9月21日までの2年 弱で最高値の約12分の1となる3万1200円まで下げ続けてきた。これについては「株価は複雑な動きをするもの。今の株価がマーケットの評価」(堀 氏)、「株価の低下は『株式を公開するべきではない』という市場の判断」(Chiba氏)とそれぞれコメントした。
特に被買収リスクも今後高まっていくと考えられることから、株価向上よりもさくっと自分たちで買い取ってしまった方が理にかなうという判断を下したのでしょう。

ちなみに、パートナーとして選ばれたファンドであるロングリーチグループですが、有名どころ案件では三洋にも顔を出しています。
このあたり、動きが活発化していますね。ユーザー行動を予測--ゼロックスPARCの携帯用都市ガイドシステム「Magitti」という記事より。

 「(ユーザーが)とりそうな行動を予測する」と、プロジェクトリーダーの1人、Bo Begole氏は言う。たとえば、朝ならコーヒーショップ、日中ならショップ、夜ならレストランやバー、映画案内が表示される。

 好きなものの選択や格付けの実行といったやりとりを重ねると、システムが個人の嗜好を学習し、好みに合った提案を行うようになる。また、似たような嗜好の人が好むものを推薦する共同フィルタリングの機能もあって、ユーザーは自分なりの格付けやレビューを入力できる。

この分野、考えている人は山ほどいるし、そもそもAmazonのレコメンデーションやGoogleの広告ってそういうことだよね、と思われる方もたくさんおられるでしょう。その意味でこれは「古くて新しい」技術なのですが、ゆえにどんな形でサービス実装されるのか、基盤として共通化できるものは何か、というところがポイントになります。
yoshidakamagasako.jpgVCの方にご紹介いただいて、隣のSW氏と一緒に吉田鎌ヶ迫さんにお邪魔してきました。この何ともインパクトのある社名の由来や事業内容等は同社Webサイトをご覧ください。

こちらにも書きましたが、とても完成度の高いデモを拝見しました。それもそのはず、すでにauの端末に一部実装されており、今後も続々展開が予定されているとのこと。

お話をうかがいながら、日本の技術ベンチャーも相当逞しくなってきたな、という印象を受けました。私が知る限りでも、これまで日本の技術ベンチャーは、技術を深追いするあまりビジネス開発(あるいはそもそものサービス開発)が十分でないケースが多く見受けられました。

au_p_brandidentity_02.gif携帯端末の奨励金と通話料の料金体系のバランスをどうするのか、市場の成長期から一段落つきつつあるところで、総務省でも議論が行われています。

「総務省に言われてやるのではない」という前置きはありつつも、いち早くプランとして提示したauですが、少し事情を見てみましょう。

「総務省に言われて始めるわけではない」──au買い方セレクトに込めたKDDI高橋氏の意図という記事より。

まず、対象となっているau買い方セレクトは、一言でまとめてしまうと、
 ・端末価格は安いが通話料はこれまでの感じ
 ・通話料が下がる代わりに端末価格が本来のものに近い(つまり高くなる)
というものであり、ユーザーとしては、
 ・ひとつの端末をじっくり使ってサービス利用のトータルコストを落とす
という選択肢を得たことと同等となります。

ポイント制度にしても、結局は端末の交換サイクルを早めるという方向へのインセンティブとして機能している側面が強かったことから、動きとしてはひとつ画期的と言えるでしょう。

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